「医療機器を治療に活かすために」
臨床工学室では、緊急血液浄化業務、ペースメーカ業務、医療機器保守管理業務を主軸として、日々の業務にあたっています。患者さんの一日も早い回復を目指し、病院では数多くの医療機器が毎日使用されています。
数多くの医療機器が日々更新され、新しい治療に対応した機能を持つ機器がどんどん開発されています。
そのため常にアンテナを張り新しい情報を取り入れ、必要性を精査し活かしていけるよう努めてまいります。
医療機器保守管理業務毎日のように使われている医療機器(輸液ポンプ・人工呼吸器・生体情報モニターなど)の保守点検を行っています。現在では、専用のソフトを使ってコンピューターでトラブルを未然に防ぐべく、1台1台の機器の購入記録や修理記録などを管理しています。
心臓カテーテル検査・治療を行う際のデーターの作成や処理を行います。また検査業務の際のDrのアシスタントを行います。
ペースメーカ植え込み手術時に、データーを測定したり、ペースメーカのテストやプログラムなどを行ったりしています。 また、患者さんに植え込まれたペースメーカの点検や、ペースメーカ外来のお知らせの発送などをしています。
治療の際に、急激に腎臓が悪くなった患者さんの血液透析や限外濾過透析を行っています。
そのほか、血液成分吸着や、急に腹水がたまった患者さんに腹水濾過濃縮再静注等を行っています。
朝の各病棟へのラウンド業務で機器のトラブルがないかをいち早く発見できるようにしています。