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地域医療連携

地域医療連携とは

急速な高齢者社会の到来に伴い、医療を必要とする人が増えているなか、設備の整っている大きな病院に、ごく軽い症状の人から入院が必要な方までたくさんの患者さんが集中し、大混雑をきたし、“3時間待ちの3分診療”というような状況がうまれています。 このようなことを解消し、患者さんそれぞれの病状に合った適切な医療を、地域内の適切な施設で提供するために、病院と診療所が連携し、患者さんを紹介しあう仕組みが「地域医療連携」(病診連携)です。

このように適切で質の高い医療を行うことを目的に、厚生労働省は医療機関の役割分担を「かかりつけ医(初期治療)」 、「急性期病院(急性期治療)」、「慢性期病院(慢性期治療)」と決めています。

 

「かかりつけ医」とは日常の健康相談や初期の診断、在宅医療などといった最も身近な医療機関で、「急性期病院」とは緊急もしくは重症な患者さんを中 心に、入院及び手術等、高度で専門的な医療を24時間体制で行う病院のことです。また「慢性期病院」とは介護施設なども含まれる、長期的な医療や介護、リ ハビリテーションなど、療養を中心とした医療機関です。

これら各医療機関が、患者さんの紹介などを通じて連携することで、これまでの自己完結型医療から地域内完結型医療へと変貌を遂げ、質の高い医療の実現を目指しています。

 

当院の役割

当院は「急性期病院」の役割を担っており、救急医療、手術などに代表される積極的な治療、集中的入院治療、カテーテル治療などの専門的治療を中心に行います。 

当院に入院された患者さんにおいて、急性期の治療を終え、病状が安定した場合や、在宅療養が必要な場合などは地域のかかりつけ医へ積極的に(逆)紹 介を行います。また長期的な医療や介護が必要な方は、慢性期病院、介護施設等へ、ご紹介さ せていただきます。

このように当院では、単独医療機関による完結型診療ではなく、「病院と診療所」、「病院と病院」、「診療所と診療所」が円滑な連携を図り、患者さんの状態に応じた適切な医療が地域内の適切な施設で提供できるように地域密着型診療を心がけております。

 

 

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